97/7/30 Juan-les-Pins
フランスはアンティーブでデビッド・ボウイ見ました。非常に踊れるライブでした。ジャングルだからあたりまえか。ボウイはシリアス・ムーンライト・ツアー以来久々です。会場は野外で規模は日比谷野外音楽堂程度でしょうか。
行ったのが遅かったので、最初はスタンディングの一番後ろの方で、全然見えないところでした。しかも電柱のように背の高い人の後ろにはまってしまったので、姿を拝見するのはあきらめ、ボウイをクラブバンドにしてひたすら踊るというような状況になってしまいました。ステージにはアメリカ国旗が映し出され、最初のMCは「クロイドンあたりから来た人は?」、「いえーい」の反応に苦笑いしてました。
近年のアルバムを知らないわたしがわかったのはFame、Fashion、Look back in anger、Underpressure、アンコール前に Little Wonder、アンコール直後に Deadman Walking。やっぱり、フェイムやファッションはかっこよくて、個人的に一番盛り上がりましたが、会場自体はアンダープレッシャーの方が盛り上がりました。フレディのところは女性ボーカル(だと思うけど姿が見えない)。
アンコール近くでやっと真ん中ぐらいまで移動できて、ボウイ様の姿を見ることができました。衣装は黄緑(カエル色)の長袖シャツ。ボウイが「アンコールは長いバージョンと短いバージョンのどっちにする?」に「ろーんぐ、ろーんぐ」で、4曲ぐらいありました。前の方は良くわからなかったのですが他の観客は割りにリラックスして聞いていて、もっと踊れば良いのにと思えるほどダンサブルでした。音もすごく気持ち良く響くんですね。ジャングルなボウイはなかなか正解だと思います。
(YAGI節追記)
ライブの最中には眼球の風船が飛んで来たそうです。ボウイの50歳の誕生日ライブの時に飛んでいた風船と同じではないかと思います。この風船は今年のフェニックス・フェスティバルでのボウイのライブの際にも飛んでいたそうなので、今年のツアーの定番かも知れませんね。